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秋の澄んだ空が広がり、日中は柔らかな日差しが心地よく感じられる季節になりました。
太田市でも街路樹が少しずつ色づき、現場にも秋の風が吹き抜けています。
この時期は家づくりの現場も穏やかで、職人の手仕事がより丁寧に進む時期でもあります。
そんな中、soa建築設計事務所では現在、建築中の「アトリエのあるイエ」と「大泉ノイエ」
の上棟式に向けて準備を進めています。
今回は、その大切な節目で用いる「上棟幣(じょうとうへい)」についてご紹介します。
「上棟(じょうとう)」とは、家の骨組みを組み上げ、屋根の一番高い部分に棟木(むなぎ)を取り付ける工程のこと。
家づくりにおける大切な節目であり、ここから本格的な仕上げ工事が始まります。
soa建築設計事務所では、この上棟の日を「お施主様の想いがかたちとして立ち上がる瞬間」として大切にしています。
図面で描かれていた理想の住まいが、実際に空間として立ち上がる―その光景は、何度見ても感動的です。
上棟式で棟木に掲げる「上棟幣」は、家の無事と繁栄を祈るための神聖な飾りです。
soa建築設計事務所では、この上棟幣をスタッフ全員で心を込めて手づくりしています。

中心に取り付ける扇子には「鶴」と「日の丸」が描かれています。
紅白の紙垂(しで)が立体的に重なり合うように配置され、見た目にも美しく仕上げています。
細部まで丁寧に整えながら、お施主様の新しい暮らしが穏やかで明るいものであるよう、スタッフ一同で願いを込めています。
準備の工程は一見シンプルですが、一つひとつの動作には意味があり、
上棟幣を作る時間そのものが、私たちにとっても「家づくりの心構えを整える」大切なひとときです。
上棟式当日、棟木の上で風に揺れる上棟幣を見上げる瞬間は、何度経験しても胸が熱くなります。
上棟幣は、古くから“家を守る象徴”として受け継がれてきました。
その形や色には、自然と人との調和、そして新しい暮らしへの祈りが込められています。
扇子に描かれた鶴は「長寿と繁栄」、
日の丸は「太陽の力と新しい門出」を象徴しています。
そして紅白の紙垂(しで)には「清め」と「祝い」の意味があり、家の完成までの安全と平穏を願うものです。
上棟幣は上棟式のあともしばらく棟木の上に掲げられ、その後屋根裏などに納められます。
見えない場所であっても、その存在は“この家を見守り続ける祈りのしるし”として残り続けます。
soa建築設計事務所では、このような伝統の意味を大切にしながら、
現代のデザイン住宅にも自然に馴染むよう、バランスを考えて仕上げています。
伝統とデザインの調和—それも私たちの家づくりの一部です。
soa建築設計事務所は、群馬県太田市を拠点に注文住宅やデザイン住宅の設計・監理を行っています。
私たちが大切にしているのは、デザインの美しさだけでなく、「人の心に寄り添う空間」であること。
自然光の使い方や素材選びにもこだわりながら、
住む人の想いを丁寧に形にしていくことを心がけています。
「太田市周辺で自分らしい注文住宅を建てたい」
「建築士と一緒にデザイン住宅をつくりたい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひsoa建築設計事務所へご相談ください。
スタッフ全員で、心を込めて“暮らしを育てる家づくり”をお手伝いいたします。
soaでは、[Life Style]+[デザイン]+[高品質]+[高性能] により、将来にわたって心地よく、豊かなくらしができる家づくりを目指しております。
あなたの想いをかたちにし、家づくりのその先にあるお客様の幸せを創り、“家を建てて本当に良かった” を叶えます。
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